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不発爆弾調査

爆弾・機雷等大型不発弾

大戦中に投下された機雷・爆弾等が港湾区域や各地に不発の状態で存在し、港湾工事や各種掘削工事等で強い衝撃を加えると爆発の恐れがあります。海域で機雷・爆雷等が投下された恐れのある場所では港湾工事に先立ちこれらを調査除去することが義務付けられています。
 
これらの調査方法としては、磁気探査が一般的でこれまでに多くの危険物を発見しております。通常、海域では海上磁気探査で実施します。
陸域では深度2m程度までは陸上磁気探査、深い部分まで必要なときはボーリング孔を使った鉛直磁気探査で実施されます。発見された磁気異常点は海域では潜水磁気探査で陸域では重機を併用した人力掘削で確認します。

化学弾・小型砲弾等の遺棄危険物

機雷・大型爆弾等に比べ小さい化学弾や小型砲弾等は、磁気が小さいため他の様々な鉄くずと混じり、通常の磁気探査では対象が膨大な数となり、危険物かどうかの確認が困難となります。
特に危険度の高い化学弾に対しては、高密度磁気探査により、危険物かどうかを絞り込み、確認業務を減らすことができます。

小型砲弾、銃弾・地雷等の不発危険物

これらはさらに小さい対象物であり磁気探査では位置の確認が困難になります。したがってこれらの調査には金属探査電磁波探査が適しています。
これは調査員が探査機を手に持って金属類の存在する位置を確認しながら作業します。
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